今回は「すきバサミ」の使い方をレクチャーしていきます。
「すきバサミ」とは
美容師は「セニング」とも呼ぶすきバサミ。
用途は主に、量を減らす。軽やかな質感調整などです。
で、質感調整とはなんぞや?ですよね。
軽やかに動きのあるスタイルとか、クシャッとした空気感のあるスタイルは、少しパサっとした質感なのがわかりますか?
それが質感調整なんです。
そのため、セニングで前髪を切り過ぎると、実はパサパサになりやすいんですよ。
前回のセルフ前髪カットのレクチャーしたように、普通のハサミでしっかり土台を作る事がとっても大切です。
セルフカットでセニングを使ってるよ~!という方、多いですよね?
だけどこんな経験ありませんか?
普通のハサミと違って、バツっと切れないし量も減るから調子にのってチャカチャカ切ってたら、
「あれっ…(髪の毛が…)」
市販のハサミは1回の開閉で約30%は切れる物が多いそうなんですね。つまり同じところで3回開閉したらほぼ髪の毛が切れてしまうという事になるので、普通のハサミ以上に取り扱いは注意してください。
すきバサミの使い方
使い方の注意点をご紹介していきます。
すきバサミには、切れる側とそうではない側があるのですが、ハサミを開いて刃の方が切れる側です。
ギザギザのところと重なった所で切れるのでそれが表面に出ないように切るのがポイントになります。
出ちゃうと、特に市販のハサミなどは入れたギザギザのラインが出ちゃうことがあるんです。
そこを踏まえて、ハサミのを入れる角度は、
横
ではなく、
縦
で入れて行くのがベストです。
そして、前回の前髪カットでやった時と同じようにブロッキングをして、髪を持ち上げた状態から縦で入れていくと、間違いありません
ねじりながら切るのもラインがボケるのでよいですね。
- 根元付近にはハサミはいれない。
- 同じ所でなんどもハサミを開閉しない。
- 1回ハサミを入れたら梳かして確認。を繰り返す。
慣れるまでは、そのくらい慎重にやった方が安全です
以上が前髪セルフカットのやり方です
なるべくなら美容室でいつも切れるのがベストだとは思うのですが、どうしてもという時には、是非このやり方で試してみてください。
でもね、前髪以外のセルフカットは本当に難しいし、危険です。
「直してー」と、駆け込んでも、直せないこともあるので、気をつけてくださいね
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